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再録、シリンについての考察と日記

前後の関係をすっとばして、なんとなく記録しておいた方がいいと思って
発掘した記録を載せます。
ReLの考察は何度か、外に出そうとしていたことがあって、2015年とか2016年の記録が在るのはそのためです。
ちなみに日記部分、今と同じ事に悩んでいますね!!!!わかります!進んでないぞわたし!!




AUTHOR: のえ

TITLE: (ザ・雑記)断片という方法

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PRIMARY CATEGORY: ザ・雑記

CATEGORY: ザ・雑記

 

DATE: 02/05/2016 01:42:46

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じぶんは小説を読んだり物語を摂取したりするのにエネルギーをとても消耗してしまう方でここ数年はそれがとても顕著でろくに小説を読んでいない。

それと、創作物語の文章での需要を考えると、長い話を長々と読んでくれる人をそんなに期待できない。という事と、私自身日々の生活のバランスとエネルギーの面から小説として話を描くことができない。

という状態で、それでも自分の話を持ち続ける唯一の方法として断片という方法を取ろうと思った。

 

設定を少しずつまとめているのも断片の一つなんだけれど、多分これも需要はとても薄いと思う。

もう少しキャッチーなものかと考えているんだけれど、やはり率直に象徴化で持ってくるのが一番たやすくひっかかりやすいものではないかと考える。

 

元々象徴化は本編内で童話を引用したくて、その童話を自分で一から作るように考えていたものである。

率直に童話を作って物質媒体にするのが一番早いんだろうな、現実的には。

そのエネルギーなどもろもろがそろうかがネックなのであって。

でも象徴化で話をまとめることができるのは一部の終わりまでだということも問題ではあるがー。

 

象徴と童話化とそれによる考察みたいなものはどうかな。と今は思っている。

今すぐ私ができて、何も知らない人が読んでもおそらくどっかかしらに引っかかる可能性のあるものだと思う。

 

むーん。エネルギー出せるか、やっぱそこが問題なんだけれど。

 

続いて考察していこうと思ったけれどねむい。寝よう。

 

メモを残しておく。

お風呂で思いついたことと数日間が得ていた事。

太陽であるルカは何を象徴しているのか。

ルカ自身もシリンの何かしらかの時代の象徴ではないのか?

 

シリンの象徴は狼であり、これはReL童話の中では最初は少年だったが蝶々の祝祭で狼に変えられてしまい夜の生き物になったものである。

 

狼になった元少年は少年であったことを忘れてしまっている。

忘れてしまっているが、その時に太陽のもとで生きていたことを少し覚えていて、太陽に焦がれている。

狼はそのうち太陽を探しに行く。

 

間色々あるんだけれど、狼は落ちかけている太陽にようやく出会う。

多分このとき、ようやっと狼は自分が少年であったことを思い出したのではないか?

という新説が浮かんだ。

 

ReLの中のシリンはルカと出会っていた時だけ、今までの過去を忘れていた。

それは当たり前に人間のように生きた過去があったと思い込んでいた時でもあったと思う。

まさか自分が魔物になっていてもうそれで人の一生を終えるほどまでに生きて人間の人生らしい生き方をしていなかったとは、その時代にはまさか思っていなくて、まっさらで。

だからこそ築けたルカとの友情や、兄弟のような絆は、それは彼の人生の中で一番の宝物であった時なんじゃないだろうか?

 

それを自分の不注意ですべて終わらせてしまって、(がけから転落したのね二人ともそれでルカは死んでシリンは気絶した)それで忘れ去ってしまっていて、思い出した自分にはルカだけでなくアルスとか、自分のために命を無駄にさせてしまった(と彼は思いこんでいる)

とかなんかそういう色んな感情から取り戻せない時代への後悔とかその人たちへの罪の気持ちとか贖罪の意識とかがだな…。

そこをまあなんかものすごく平たく言うとセレにつけ入れられたような感じする。

 

それで、シリンのルカに対する感情とか、シリンにとってのルカという太陽は多分沈みかけの真っ赤な太陽の、あの鮮烈な明るさで、それは人生の青春のひと時の残像だったんだよ!

 

君は僕の太陽だ。というありがちなセリフからルカ=太陽 って連想してシリンとの関係をずっと考察してきたけど、

安易に恋愛だとか友情だとか、そういったところに収まりつかなく出ずっと首をひねっていたんだけど、

この太陽は12時の太陽ではなく4時の太陽だったんだな。

鮮烈な輝きはやがて沈んで、黄昏れる。そこで時を止めてルカに変わるのが蝋燭のルカで、のちのルシェである。

シリンの世界は黄昏で時を止めて、それで火が消えたら夜になると思っていたけれど、外の時間はずっと動いていて、夜を通り過ぎて朝になっていて、シリンは人生から解放されたけど、蝋燭の火は消えなかったのです。

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