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種族設定

かつては、TRPGの舞台としても使えるように、種族などの設定を厳密に考えていました。
ソードワールド(フォーセリア)とかD&Dなどの設定を参考にしています。
世界観にオリジナリティを与えたかったので、独自の呼び方を作ったのですが、
その呼び方を使うと誤解が生まれたり、うまく伝わらなかったりするので、どうしようかな?
と考えているところです。
(たとえば、ホムンクルスを人工天使と呼んでいるのを何も知らない人がそれだけ読むと、え?この子は天使なの?と文字通りの解釈になってしまう。それよりも、ホムンクルス、と言った方が、一回で人工的に作られた生命体なんだ。と認識してもらえるので助かる。)

とりあえずここに放流しておきます。





異種人種(人型、人のような生活と知能を持つ生物のこと、主に人間以外として使われることが多い。亜人という呼び方は人間以下という意味があるので、差別用語になる。)

人間=ホム・ミドドル

元邪神=ホム・アールヴ
天使(有翼人)=ホム・シェール
獣人=ホム・ラミナ

エルフ的な物=ホム・リング

元ドラゴン=ホム・ダイル

 

 

魔族(七色)/ホムンクルス(人工天使)=イミナ・ホム

メタ的な意味での通称とする。

 ラクティマリース内では西方都学会がその研究の成果としてまとめた種族分類名として使う。(ラクティマリースという世界の呼び名も西方都学会が作ったもの)

 世界内ではまだ人間はすべての異種人種を知らないので、この区分に属さないものも多い。

 異種人種内では自分たちの種族の呼び名がまた異なったりする。

(でもあまりこの呼び方使っていない。)

ホム・ミドドル

(人間)

 北半球に多く存在する文明を持つ人型種族。

 彼らは多種ある種族の中で一番派手好きで、一番支配欲が強い。しかし寿命は短く、ほかの種族に比べると体も弱い。

 しかしほかの異種人種と交配するとその特徴を強く残しやすい。(容姿がというよりも体質的特徴が人間よりになる)

 元々は長寿で成長も遅かったが最近早くなりすぎて世代の交代が進みすぎて過去のことがあやふや。

 魔法の才能は、いわゆるまっとうな人間ほど才能がなく、問題児といわれている人のほうがその才能に秀でている。これらは生まれつき。(たまに後発)最近は魔法の才能に優れた人が生まれる率が低くなっている。

(原初のラクティマには問題児しかいなかった)

 寿命は長くて100年

 

ホム・アールヴ

 元々は前世界の悪しき神々だった者たち。このことはミドドルや一部アールヴたちは忘れている。

 自分の認識できる範囲内でなら自然現象を操ることができる、など強力な魔力とその順応性を持つ。

 容姿は人間に一番近いがどことなく神々しい雰囲気があり、一目で人間ではないと気付く。

 人間より強靭な精神や肉体を持つ、その気質は、アールヴたちの集落によって異なる。

 異種人種との交配が全くない純粋なアールヴであればあるほど、美しく残酷な性質を持つ。そして長寿である。

 大体1000年以上は生きる。

 長寿だが飽きっぽい。その場その場の感情で生きている。

 数十人単位の小規模な国をつくって生活していることが多い。

 

 ミドドルの文化になじめばそこで生きる者もいる。ミドドルの国の支配者として君臨することもある。ミドドルといさかいを起こさずうまくやれれば長く栄えるが、ミドドルとの度重なる交配によってアールヴの肉体的特徴は薄れていく傾向がある。外見は中間くらいの容姿になる。

ホム・シェール

 背中に翼を持つ人型種族。彼らは前世界の堕天使か、アールヴがラクティマ初期に作り出した新しい生命体である。

 どちらの血筋かによって気質が大きく分かれる。堕天使だった者たちは気位が高く威厳があり勇ましいものが多い。

 アールヴが作り出した者たちはおとなしく従順なものが多い。(彼らは自分たちの歴史を語らないのではたからは謎に包まれている)

 どちらも同種族内でならテレパシーで会話することが多い。

 アールヴに匹敵するほどの肉体の強さと魔法の順応性があるが、天候までは操れない。

 アールヴとともに暮らしているか、標高の高いところで暮らしている。木の上で暮らし群れないものもいる。

 

 寿命は300~1000以上、所属によってばらつきがある。

 

ホム・ラミナ
 彼らは人の形と動物の形の混ざったような姿をしている人型種族である。(完全に動物の姿をしている者もいる)前世界から残されたものや、アールヴが原初につくった生命体である。

 アールヴとともに暮らしているものもあれば、それぞれ群れて動物たちと暮らしているものもある。

 気象や性質などぞれぞれ異なる。

 文化に依存しない暮らしができる。

 ミドドルからはモンスターだと思われて退治されることがある。

 

 寿命は300年以上 ばらつきがある。

ホム・リング

 人間とは少し異なった容姿をしている人型人種。小人やエルフなどと呼ばれている。彼らは世界の原初アールヴによって作られた。そしてそのまま忘れられていった者たちである。

 ミドドルの暮らしに一番近く存在しているが、ミドドルはモンスターと思って退治することもある。

 気質や能力はそれぞれの集落や種族によって異なる。

 魔力は人間より優れているがアールヴより圧倒的に劣る。しかし大地の異変を察知する能力には長け天気予報は必ず当たる。

 リングたちの集落がいそいそと移動を始めたらその辺は天変地異が起こる。

 

 寿命は100~1000年以上 リングの中の種族や暮らしによって異なる。

ホム・ダイル

 彼らは前世界ではドラゴンと呼ばれた神々の末裔である。時を重ねて姿が変わっていった。

 彼らの暮らしは他の異種人種たちと全く異なることがある。人間と同じような文化で同じような生体で暮らすものもいれば、岩や土を食して生きることに向いている者もいる。

 彼らの美的感覚はミドドルやアールヴたちとは全く異なっている。

 強靭な肉体と強い魔力を持つが気候天候に身体が左右されやすい。

 

 寿命は500年以上。それぞれ異なる

新異種人種

 ミドドルとアールヴ、リングとアールヴなど、異なる種族同士でも交配が可能なことがある。

 大抵は特徴を少しずつもったハーフに生まれ、どちらかの文化に育ちそのうちどちらかと交配を続けて特徴をなくしていくものたちだが、まれに異種人種ハーフ同士や、先祖返りや、特徴の出方が今までとは全く異なった出方をして、全くどこにも属さないような特徴を持った存在が誕生することがある。

 彼らの半分くらいは生殖能力がなく一世代のみの存在である。

 そういった存在や、今までミドドルが確認していなかった見たこともないどこにも形容しがたい存在が現れたりする(人間が知らないだけでアールヴだったりラミナだったりするが)

 そういった存在を新異種人種と呼ぶ。

 異種人種たちとの交流の多いミドドルの文明では有名な話である。

イミナ・ホム

 この呼び方を使うのは西方都学会が多い。

 ホムンクルス(人工天使)や魔族の別の呼び方。

 人間が作った人間に似て非なるもの、人型種族に似て非なるものをそう呼ぶ。(いわゆるホムンクルスの事)

 

 魔物のほかにも古代には各種人型種族が人間によって作られていて、その事実は隠蔽されているが、まれに遺跡から発掘されることもあったりなかったり。