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(再録)人工精霊

DATE: 06/06/2015 13:18:51

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2013年3月27日から抜粋。

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ホムンクルスはパラケルスス的にいえば精霊の区分だそうですね。

 

人工精霊をラクティマで作る場合でも人工生命体と似たような理論が発動しまする。

これはラクティマの土壌が整っていれば、新たな魂となり得るのだけど、現在は不可能です。

作り方はイマジネーションフレンドに似ています。

空想の存在をイメージして自分でシュミレーションして行って形作っていくのを呪文や魔力で行います。

私の理論の中では精神と魂はほぼ同意義に近いのかもしれない。精神は魂に内包されている。(錬金術や神学では?人間は魂と精神と肉体に分かれるそうですが~)

呪文で作られた魂は実態を持たない精霊として術者の精神力が続く限りこの世に存在できます。

この存在は人工生命体と同じように、世界に未承認な新しい存在であり、そして術者の幻想の具現化したもの。術者の体の一部。のようなものです。なので非常にその存在は不安定である。

術者のレベルが高ければ、この精霊を物質に宿して動かすことも可能である。けれどもそれは限られた時間の範囲であり、術者と完全に独立していないので、術者の見えない場所に行ってしまうとその術はそこで終わってしまう。

限られた時間以上にその存在を保ち続けることは不可能だけど、同じような存在をもう一度作りだして、他人から見れば同じ存在がずっと動いているように見せることは可能である。ただ別の存在だ得るために非常によく似ていていても全く違うのである。記憶や経験は持続不可能だとされる。(術者と独立していないので術者は非常に消耗し、日数単位での存続は事実上不可能)

これが術者から独立し、自立して存在することが可能になれば新しい魂、完全な精霊として存在できる。

ただラクティマリースは霊魂がとどまりにくい環境なので、精霊として存在させし続けることは不可能である。

これを生命として存在させるにはそれにふさわしい器が必要であり、その器を作る方法が人工生命体を作る方法でもある。

しかしこれでも今の技術と環境では魂が術者から切り離れる事が出来ないので、完全な定着に至らない。

この魂も何らかの方法によって世界の理に承認される必要がある。

これができたのは世界そのものが混沌期にあった七つの王の時代だけなのである。今はたとえアールヴでさえこの術は行使できない。

 

なお、七つの王の時代では人間=七つの王 よりも邪神たち(アールヴの御先祖)たちの方がこの術は完全であり、彼らによって作られた新しい生命たちは、魔物と同じように世界の中でしか輪廻転生できないが、人の手によって破壊することは不可能である。

この邪神によって作られた新しい生命は人間と交配可能な物も多く、そうして作られたハーフやクオーターは人間由来の魂を持つ(?おそらく)純血種が本来の期定数より減ればハーフならば転生可能だろうな。ただ魔物はこれができない。

ある種族で純血信仰のような風潮もあると思うがきっとこういう事が由来になっている。(純血同士での交配で魂の器を残すため)

 

今この世界で完全な人工生命体を作りたくば魔物を使うしかない。という見解だろうな。今時点では。

西方都学会はなぜアールヴではいけないのか?というとアールヴは人間の歴史とは別の歴史を築いているので、参考にならないのかもしれない。

もしくは分野が違う。それはそっちの資料にはなるが、七つの王の時代の当事者の資料にはなり得ない。と言うことだろうな。

 

ちなみに人工精霊や、魂をこの世にとどめたければ、閉じ込める器を作って閉じ込めることは可能である。

これは憑依や肉体を得るという事でなく封印。に近い。

あと人工生命体に憑依させた存在を人工生命体が活動できる領域(陣やフラスコ)の範囲を大きくすることによって広範囲での活動を実験的にしたことはあっただろうけれど、その領域や人工精霊の持続にかかる負担が重すぎるためにやはり限られた少ない時間でしか保てなかったのだろうな。

 

 

ラクティマ以前の世界では無から魂は作ることはかなわなかったのではないかと考える。

それはまだラクティマ以前の世界に本当の神がいたからで、その神は千世に通じている為、魂のストックが手に入るからその必要がなかった。

恐らく何らかの事情によって魂が完全に消滅することもあるので、新たに作ることもまれにあったのではないかと思うが。

 

ラクティマって多分ある種世界の中でも特殊環境にあると思う。他の世界から見れば地獄に値するはずだし。

あと魔物は魂が人間の手によって破壊されない限り消滅できないのでは?と考える。セレの発言とか見ると。

 

ルシェの作り方としては

セレの肉体と魂を分離させてセレの魂を一度保管。その間に肉体を構成し直してルシェに整える。→培養槽に浸ける。→魂を解体して再構築させる→培養槽の肉体に魂を定着させる。培養槽から取り出す→被験体死ぬ→死体から木が生える→ルシェが中で育つ(近くにいた人物の記憶を頼りに世界の理を知る)→10月10か日くらいで生まれる。完成。

って感じかも。

 

とりあえず魂を肉体に定着させるまでに相当消耗しそうなのでこの時点で、シリンが一人で行っていたならぶっ倒れていると思う。いくら魔物でも。

でも魔物の肉体をもっていたシリンだからこそこれが可能だっただろうな。人間では不可能。魔力感性がここまでないだろう。(魔力の引き出せる範囲がね。)

 

とこの記事はなんだかカルトだったな。