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魔物とその王

Twitterでのつぶやきまとめ


この世界観の基盤です

正しさに見捨てられた世界が武器として再び正しさを手にする物語。

そして過去のことは忘れ去られた

全ては魔物たちが覚えているかもしれない。


世界の始め、かつてこの世はあらゆる悪と混沌に支配されていた。
そこに7人の人間の王が現れ、
神のように振る舞い、神に似せて自らの僕を作った。
優秀な破壊の僕たちはそれぞれの王の首を打ち取り、
王は滅びた。
その戦いは千年続いていた。この時人は千年生きられた。
なので千年をひとつの世と数えるようになったが
今はもうその由来を正しく知るものはいない。
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 この七人の王は今は神としてそこかしこで祀られていて、
(しかもかなり原型をなくしていると思われる)
七人の王の僕たち(魔物)は場所によっては、天使って呼ばれているんです。

全く人間の世界というものは出鱈目だな
と魔物たちは思っております。

この世界で本当の歴史に1番近づいているのが
秘密結社の西方都学会です。
彼らは古代の王の僕である魔物たちを集めて、有史以前の歴史を知ろうとしています。

魔物というのはこの世界では古代の時代に作られた、邪神がモデルのホムンクルスなので、
人間と対立してないんですよ。
彼らは感覚的には人間の僕であり道具であると認識しております。
でも従うべき王以外はみんなおもちゃです。
誰のいうことも聞くわけじゃ無い。

本当の王様が滅んでしまったので、彼らは本能的に自らが従属すべき相手を探しているので、西方都学会が魔物を集めるのは案外困難でもなさそうです。
でも、すぐ裏切る、本当の王じゃ無いから。本当に従属させられる人間がもういないの、王様の血縁者、その血がうすまっちゃって。

あれですよ、人間より道具の方が長く生きる。アンティークみたいなやつらです。

あの世界の主要同盟国が物理戦争を禁止したので、(大量に人が死ぬと予測不可能な天変地異が起こるから)
魔物たちはやることがなくて
困ってますね
存在も忘れられて
異種族のふりして生きてますよ

サレンアーデとセレイネイドは
その魔物たちの中でも 特別
王が滅んだ後も、やる事を残してもらえていた、魔物たちでした。
お互いを憎しみ、奪い合い、殺し合う事。何度生まれ変わっても永遠にそうなるはずでした。
セレイネイドがおかしかなってしまうまでは……
そして今に至る