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左皿の行方

天秤から落ちて転がって行った左皿はどこへ行っただろう?
遥か遠くに転がり、狼のたくさんいる巣に落ちた。
それはまるで星のよう。
銀色の狼が、僕たち似てるね。と左皿を見つけ仲良くなった。
ある時左皿は言った。
自分を砕いて、蝋燭にしてほしい。
狼はその願いを聞いた。